2026/03/27 10:31


AKA無念。

私、実は90年代後半――
とあるカメラ量販店で働いておりました。

当時の私は、売上に貢献という大義名分のもと、
1万円前後の腕時計をせっせと自腹購入。

理由は3つ。
・社割がそこそこ効く
・売上に貢献できる(という建前)
・そして何より、時計コーナーのお姉さん(未来の嫁)の気を引くため(笑)

…若さっていいですね。


それから約30年。

先日、予備校生時代にハマっていたスウォッチと一緒に
収納の奥から“発掘”された当時の戦利品。

「お、まだいけるだろ」
と軽い気持ちで電池交換を試みたところ――

\ 完 全 沈 黙 /

裏蓋を開けた瞬間、全てを悟りました。

液 漏 れ 全 損。

あの頃の思い出と一緒に、
ムーブメントも見事に昇天しておりました。


「これはもうダメだな」と思いつつ、
試しにオークションへ100円で出品。

すると――

まさかの入札あり。

しかも、同型モデルがゴロゴロ出てくる不思議。
どうやらこの世には、“救いたい人たち”が一定数いるらしい…。

(あるいはバンドの駒か部品取りか、はたまた同志か)


ここでひとつ、今回の教訓。

👉 時計は“文字盤を上”にして保管しましょう。

理由はシンプル。
万が一、電池が液漏れした場合でも――

重力の関係でムーブメント側への侵食を防げる可能性がある。

つまり、
「完全死亡」→「軽傷で済む」
この分かれ道になるかもしれないのです。


30年前の自分に伝えたい。

「お嫁さんに気を使うのもいいけど、
未来の自分のために時計の保管方法も気にしとけ」と。

そして同時に思う。

壊れてもなお、誰かに拾われる時計って、ちょっとロマンあるよな。